前回の『チャンプ』では父と子2人の“親子愛”がその根底にありましたが、
この作品では妻と3人の幼い子供たちとの“家族愛”がテーマになっています。
恐慌が吹き荒れる時代、生活苦にあえぐロートルボクサーのラッセル・クロウが、
愛する家族のためにプライドをかなぐり捨てて、物乞いまでして懸命に頑張ります。
そんな彼にある時、親友のプロモーターの尽力で再びチャンスが巡って来ます。
怪我でライセンスを剥奪された彼が、タイトルマッチにまで上り詰めたのでした・・・。
チャンピオンとのファイトシーンも迫力があり、ラストは『ミリオンダラー・ベイビー』
救われないシーンが一瞬頭をよぎりましたが、ハッピーエンドで終わってよかったです。
母親役のレネー・ゼルウィガーの静かだけれど力強い演技もキラリと光りました。
父親の強さ、夫の強さとは何か・・・あらためて自分の胸に問い直した感動作でした。
<キネマおやじの勝手な評価:82点>

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