諸刃の剣

大阪は朝から冷たい雨が降り続き、秋らしくすっかり涼しくなりました。
昨日、三度の失言問題の責任を取り、中山国土交通大臣が辞任しました。
これまでも、大臣や国会議員による信じられないような発言が幾度も
繰り返されてきましたが、今回の中山氏の言動にも呆れてしまいました。

こういう人物を任用した麻生首相の責任問題も取り沙汰されていますが、
またしても、日本の政治家のレベルの低さを露呈してしまったようです。
一連の発言がどういった影響を与えることになるのかをよく考えた上で
言い放ったものかどうかわかりませんが、無責任で無神経も甚だしいです。

“言葉”はよく切れる刃物のようで、その使い方を間違えると、いとも簡単に
人を傷つけてしまいます。
ましてやそれが国を代表する人間の言葉となると、言わずもがなですよね。
また“言葉”は、たったひとつの言葉でも人生を良い方向に変えてしまう
くらいの切れ味を持つ場合があります。
良い意味で“言葉”を巧みに操り、国政に参与してもらいたいものですね。

近いうちに解散総選挙が行われると思いますが、1000兆円を超える
とも言われている国の借金を思うと、真に政治家としての資質を有する
議員が選出されることを望みつつ、苦言を呈するルチラーでありました・・・。

甘美で妖艶なエロス

京都のrutilerさんが主宰するブログ、『rutilerさんのヒトリゴト』を
読んでいると、不用品を40点ほどオークションに出品するとのこと。
最近はご無沙汰ですが、私もヤフーオークションをよく利用してました。
いらなくなった物が売れちゃうんですから、とても有難いことですね。
ルチルのブレスレットなんかも、何度か出品したことがあります。
(格安なこともあってか、おかげ様でいつでも完売でした!!)

最後に出品した物は何かといいますと、オーストリア・ウイーン出身の
天才画家グスタフ・クリムト(1862−1918)の『ストックレー・フリーズ
−成熟(抱擁)の原図』を一面に施した3連スクリーンです。

クリムトスクリーン.jpg

バブル期に心斎橋のイタリア家具専門店で20数万円で購入した品で、
私の取り扱いが悪かったこともあって、一部破損してしまいました。
そこでジャンク品扱いで、送料込みの1万5千円で出品したのですが、
まったく入札は無く、今でも部屋の片隅に立てかけられています・・・。

昔からこのクリムトという画家が大好きで、関連商品を色々買ったり、
5年ほど前には兵庫県立美術館で開かれたクリムト展にも行きました。
『ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)』の血管が浮き出るくらい透き通った
肌をした裸婦の姿がとりわけ印象に残っています。

ヌーダ・ヴェリタス.jpg

クリムトの作風を一言で表現すると、“甘美で妖艶なエロス”ということ
になるのでしょうか。
風景画も数多く残してはいますが、当時はタブーであったと思われる
女性の裸体、妊婦、性描写にその才能は遺憾なく発揮されました。
彼の描く官能的な表情を浮かべる女性達に心奪われたものです・・・。

そんな偉大な画家クリムトのスクリーン、誰か買ってくれませんかぁ?

FX考 <3>

先日のFX(外国為替証拠金取引)の記事を読んだ私の古い友人から
具体的にどのように取引しているか教えてほしいとメールを貰ったので、
今一度FXについて語りたいと思います。(興味の無い方すみません。)

基本的な投資スタンスは、FX考 <1> FX考 <2> の通り
なのですが、補足説明を加えながら、できるだけ具体的にわかり易く
お話しするつもりです。

まず、レバレッジは100倍で、10ロットが基本単位になります。
1ロットとは1万通貨、米ドル/円でいうところの1万ドルのことです。
つまり、業者にもよりますが、10万ドル(約1050万円)の取引を
わずか10万円の保証金で行うわけですね。

例えば、1ドル=105円で10ロットの買いポジションを建てたとき、
1pips(この場合1銭)の値動きが1000円に相当するので、仮に
105円10銭で売りの決済注文を出した場合、為替差益は1万円の
プラスとなり、10%の収益ということですね。

FXには“スプレッド”という買いレートと売りレートの差があるので、
(取引業者によってマチマチですが、米ドルでおよそ2〜4銭くらい)
上記の場合、実質6000円から8000円程度の儲けってことです。
このスプレッドは主に取引業者の手数料になっているようです。

投資スタイルはデイトレードといいましたが、正確には数分から数十分
単位で売買を行うスキャルピングという手法がメインになります。
通常40、50銭ほどの値動きは頻繁にあるわけで、あっという間に
4万、5万と儲かることもあれば、もちろん損することもあります。

私の業者は含み損が保証金の50%を超えると、強制的にロスカット
(損切り)が執行され、保有しているポジションが自動決済されます。
上記の例の場合、51銭の値下がりで試合終了ということです。(涙)

ほぼ100%(為替に100%なんかありえませんが)いけるという
タイミングで注文を出し、さっさと利益確定して一旦退きます。
また、自分の思惑とは逆に動く場合は、被害の拡大を食い止めるべく、
できるだけ早く見極めて損切りしなければなりません。
FXに限らず相場に勝つためには、ここが非常に重要となってきます。
あまり大勝を狙わずに、負けを極力少なくすることがポイントですね。

10万円を毎月10%ずつ複利で運用することを考えてみてください。
(複利で運用するとは、元本に得た利益をプラスして再投資すること)
10万円が5年後には3000万円に、これが月利20%で運用すると、
計算上、なんと5年後には56億円にも膨らんでしまいます!!(驚)

とはいえ、自分の投資スタンスやルールを決めて、リスクコントロール
をきっちりしないと、そう簡単には儲かりません!!(キッパリ)
テキトー(カタカナ表記にすると、悪い意味が強調されますね!)に、
気が進まないのに、あるいは、なんとなく・・・こういった感覚で
勝負に出た場合、勝つことはなかなか難しいというより、悲しいかな、
ほとんどの場合負けてしまいますものね・・・。

「え〜い、上がるか下がるか、ふたつにひとつ! ウリャ〜〜〜ッ!」
・・・・・くれぐれも、こんなギャンブルはしないでくださいね。

えらいこっちゃ!!

リーグ制覇は楽勝と思われていた我が阪神タイガースが大ピンチに!!
東京ドームでの読売ジャイアンツとの3連戦を3連敗し、ゲーム差なしの
同率首位に並ばれて、ペナントレースの行方が混沌としてきました。

さすがにメンバーが揃ったジャイアンツは破壊力抜群で、16年ぶりの
10連勝とただいま絶好調です。
一方のタイガースはというと、最近は少し持ち直してはいましたが、
北京オリンピック以降、別のチームかと思われるくらいのていたらく。
とうとう東西両雄のマッチレースとなってしまいました。
勢いのあるジャイアンツが俄然有利かと思われますが、タイガースの
意地と底力に大いに期待したいですね・・・。

パシフィックリーグは西武ライオンズがいよいよ王手、今日22日にも
4年ぶり16度目のリーグ制覇が決まります。
西武の優勝は確実ですが、現在2位でクライマックスシリーズを目指す
オリックスバファローズがチョーいい感じです。

同じ関西に本拠地を置く阪神には人気面で大きく離されていますが、
ローズ、カブレラの超強力助っ人コンビや、「キターッ!」の雄叫びで
売り出し中の小松投手、今シーズン限りで引退のご存知清原選手など
とても魅力的なチーム編成になっています。
関西勢の日本シリーズを望む私的には、ぜひクライマックスシリーズ
を勝ち上がっていただきたいものです。(頑張れ、バファローズ!!)

まあとにもかくにも、タイガースにはもうひと踏ん張りしてもらって
ぜひともいい形でシーズンを締めくくってもらいましょう!!

眼球を切り刻む!?

私の妻の勤務先はF眼科といって、過去に『患者が決めた!いい病院
ランキング』近畿・東海版(オリコン・メディカル)の眼科部門で見事
近畿地区の第1位に輝いたこともある、とても有名な医院なのです。
院長先生の白内障や緑内障手術、レーシックのスキルが抜群なことや、
応対するスタッフのレベルの高さ等、総合的に評価されているみたいで、
私はまだおじゃましたことないのですが、妻によると院内は良い意味での
緊張感でピリピリしているそうです。

私の視力はというと、右0.03左0.05の近眼で、コンタクトや眼鏡が
ないと、「メガネ、メガネ。」の横山やすし状態です。
普段、眼鏡も掛けていますが、主に使い捨て(1デイや2ウィーク)の
ソフトコンタクトレンズを使用しています。
やはり長年コンタクトを装用していると、緑内障のリスクが高まるそうで、
できることならば私もレーシックを受けてみたいのですが、正直なところ、
“目”だけに怖いですもんねぇ・・・。(臆病者)

レーシック(近視矯正手術)とは、エキシマレーザーによって、角膜の
表面組織(角膜実質層)を削り、角膜の屈折率を変えることにより
近視や乱視を治す外科的矯正手術のことなのですが、現在はレーザー
で削るところを、近視矯正手術発祥の地である旧ソ連の手術は、角膜の
前面を放射線状にメスで切開、眼圧によって角膜を外側に少し隆起させ、
屈折率を変えることで近視を矯正するというものでした。

もう今から20数年前になると思いますが、スクープ誌のフォーカスか
フライデーに、その手術の様子が掲載されていたことがありました。
病院というよりも工場といった感じの広い施設で、ベルトコンベアに
乗せられた数十人の患者らしき人たちの眼球を、次から次へとメスで
切開しているドクターの姿がはっきりと脳裏にこびりついています・・・。

今でもこういったメスによる切開手術も一部行われているようですが、
麻酔しているとはいえ、目の玉にメスで切り込みを入れるなんて!!
そのときの衝撃が少々トラウマになっているようです。(臆病者:その2)
とはいえ、眼鏡やコンタクトの煩わしさからさっさと解放されたいし・・・。
もはや私も40代半ば、早く決断しなければ、今度は白内障や緑内障の
恐怖にさらされることになってしまうのでしょうし・・・。むむむぅ〜悩むぅ。

最近つくづく悩みます。人生は思ったよりあっという間ですから・・・。

ダイエットストーン

昨日、久しぶりに盟友クリスタルラヴさんと夕食を共にしました。
クリスタルラヴさんは、ルチルの館を主宰しているルチル仲間で、
定期的に情報交換を兼ねてお会いさせてもらっています。

ふと目に入ったのが、彼が普段身に着けているいかにもお高そうな
タイチンルチルのブレスに重ねていた、沈んだ感じのブルーの発色が
なんとも言えない趣のあるブレスレットでした。

何の石か聞いてみたところ、『アイオライト』ということでした。
ブルー系のストーンは数多く存在するのですが、このアイオライトは
見る角度、光の当たる角度によって紫がかったり、グレーがかったり
どうやら多色性を持っているみたいです。

何ゆえアイオライトか尋ねると、ダイエットのためだと言うのです。
「え〜っ、ほんまに〜?」といぶかしがる私に、成分組成から体験談
まで、いろいろとお話ししてくれました。

前からクリスタルラヴさんは、“ルチルを使って血圧を下げる”とか、
ルチルとトルマリンで悪い気を追い出す”など、マニアックな検証を
されていたので、彼がそこまで言うのなら期待大かもしれません。
しばらくの間、体重の変化など彼の動向を追ってみたいと思います。

本当に痩せるのであれば、メタボな私にとって救世主となるかも!?

徳のスタンプカード

私が日々心がけていること <7>で、幸せを呼ぶ言葉『ありがとう』
についてお話しましたが、もう少し突っ込んで考えてみたいと思います。

『ありがとう』と感謝する行為を裏返せば、そこには感謝されるべき
良い行いが必ず存在するということですね。
昔から母親に、「良い行いを心がけて、徳を積みなさい。」と口うるさく
言われてきましたが、まったくその教えを裏切っている私です・・・。

私の母は、息子の自分が言うのもなんですが、とにかくどんなときでも
人様のお役に立てるようにと、いつも考えているようなデキた人間で、
自分のことは二の次三の次、毎日あちこち忙しく走り回っています。
そうはいっても、日々実践することはなかなかたいへんですよね。

難しく考えないで、まずは“目の前の人を幸せにする”ことを意識して
いけば、自然と徳を積むことができるのではないかと思います。
それは自分の妻や旦那であったり、親であったり、子どもであったり、
はたまた道に迷って困っている人であったり、重い荷物を担いでいる
お年寄りであったり、仕事でミスして落ち込んでいる同僚であったり。

こういったことに見返りなどを求めてはいけないんでしょうけれど、
スタンプカードが徳で一杯になったとき、それがいったいどれくらい
貯まるとゴールになるのかは誰にもわかりませんが、ひとりの人間
として成長できることだけは確かなのではないでしょうか・・・。

神戸に舞い降りた天使 <2>

シリーズ1作目の『レイダース/失われたアーク』も面白かったですが、
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』もハラハラドキドキしっぱなしで、
隣に座っている天使のことも、すっかり忘れて大興奮な私たち二人。

「めっちゃおもろかったなぁ。」 「さすが、ルーカス&スピルバーグ!」
「この子どうする? 絶対迷子やで。」 「親、必死で探してるはずや。」
「とにかく警察連れて行こうや。」 「そやな、それがええわ。」
手を引いて、やっとこさ探し当てた交番に一緒に入ろうとすると、
子供心に何げに察知したのか、握っていた手をむりやり振りほどき、
駆け出してしまいました。

「ほんまかなわんなぁ〜、こいつ。」 「まあ、この辺ウロウロしとったら、
きっと親と会えるやろ。」 しばらく保護者気分で一緒に居ることに。
5分ほど歩いていると、今度は私たちにもわかる言葉が飛び出します。
「ハングリー。」 「おい、おなかへったって言うてるぞ・・・。」 「・・・・・。」
なかばヤケクソで、近くのイタリアンレストランに入ることにしました。
けれど、この子の天使のような笑顔を見ると不思議と腹も立ちません。

レストランを出て、これからどうしようか途方にくれていた私たちに、
おなかもふくれ、すっかりご機嫌な天使がこう言いました。
「ありがとう(関西弁のイントネーション!?)。ママが待ってるから
お家に帰るわ、バイバ〜イ!!」
ピョンとジャンプして、首に手を回し、ホッペにチューされた私たち。
「・・・・・。」 「しもた、やられた。地元のガキやがな!!!」

今も神戸に住んでいるかどうかはわかりませんが、おそらく30歳位
になっているはずで、青年実業家か、あるいは、名うての詐欺師か、
いずれにせよ、したたかに暮らしていることだけは間違いありません。

神戸に舞い降りた天使 <1>

生まれ育った大阪や、学生時代の4年間を過ごした京都はもちろん、
私にとって、港町・神戸も思い入れがたっぷりある大好きな町です。
大阪がミニ東京なら、神戸はミニ横浜といったところでしょうか。
しかしながら、その魅力は決して横浜にも負けていないと思います。

さすがというか、街並みも行き交う人たちもすべてがお洒落です。
今の妻と初めてデートに行った場所も、なにをかくそう神戸でした。
北野の異人館、南京町、メリケンパークにハーバーランド・・・。
妻は今でも一番印象に残っているデートだったと言ってくれます。
最近はとんとご無沙汰ですが、中国酒家(トアロード店、元町店)や
群愛飯店(中山手通の本店、南京町店、大丸神戸店の大丸店など)
にはよく食事に行ったものです。食べる物も本当に美味しいのです。

そんな神戸に、私にとっていまだに忘れられない思い出があります。
学生の頃のお話なんですが、友人と2人で遊びに行ったときのこと。
阪急三宮駅前でボーっと時間をつぶしていたら、目の前に年の頃
5、6歳くらいの外国人の男の子がこちらを向いて立っていました。
よくよく眺めてみると、なんとも可愛らしいというか、まるで天使の
ような面持ちで私たちの方をじっと見つめています。

しばらくすると、その子がトコトコと近づいてきてこうつぶやきました。
「インディ、インディ。」 間近で見ると本当にお人形さんのようです。
私が「インディがどうしたの?」と聞いても返事がありません。
友人が「観光客かな?」と首をかしげながら、「ポリス。」と言うので、
「もっとちゃんと発音せなあかんがな、ポォーリィースメ〜ン。」と私。
「ノー!」と今にも泣き出しそうな表情で、インディを連呼します。

「おい、インディって何やろ?」 「お店かな? 喫茶店とか・・・。」
「さっぱりわからんわ・・・困ったなぁ・・・どないしよ・・・。」
「・・・・・。」 「あっ!」 「そうか、インディ・ジョーンズやっ!!」
ちょうど今公開されている、『レイダース/失われたアーク』の続編が
インディ・ジョーンズだったことを思い出した私たちは、映画館まで
この子を案内してあげたところ、「イエス、ヒヤー。」と大喜びです。

「どうやらここやったみたいやな。」 「やれやれ、さあ行こか。」
外に出ようとすると、私の腕をグイグイ引っ張って、チケット売り場
に連れて行こうとします。
「この子、インディ・ジョーンズ観たいみたいやで、どうする?」
「堪忍して。なんで外人の子連れてお前と映画観なあかんねん。」
「お前もまだ観てないんやろ? 俺この映画観たいし、入ろや!」
「もう知らんで・・・。」 「まあええやん・・・。」     <次回に続く>
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